ダイアライザーとは?

ダイアライザーとは人口腎臓とも呼ばれる人工透析には必須の器機ですよね。
ダイアライザー自体は知っていてもダイアライザーの進化の歴史について勉強してる人はあまりいないのでは?
ということで今回はダイアライザーの歴史を簡潔に紐解いていこうと思います。

画像出典元:http://www.hokuto-irika.jp/products/dialysismachines/dialysis-asahi.html

ダイアライザーの歴史

ダイアライザーは1923年にドイツで開発されましたが、実際に人口腎臓として使い物になり始めたのは1945年の回転ドラム式ダイアライザーが出てからです。
それまでは24時間で2gしか尿素を除去できない人口腎臓と呼ぶにはまだまだお粗末な出来だったようです。
この回転ドラム式ダイアライザーの登場によって初めて急性腎不全患者の救命に成功します。
1960年には組立式の安価なダイアライザーが開発されます。
これはキール型と呼ばれ、現在でもつかわれている積層型ダイアライザーの原型です。
同じ年にこれまた現在の主流となっている中空糸型ダイアライザも開発されています。
そして、この年には慢性維持透析で最初の長期生存者が誕生することになります。

その期間はなんと11年! つまり、1960年に人工透析技術が一気に飛躍したわけです。
そして今現在、主流なダイアライザの形は「中空糸型ダイアライザ」と「積層型ダイアライザ」になっています。
1960年に開発された素材が、形や大きさは変わってもが今でも現役だなんてすごいと思いませんか?

画像出典元:http://honey109.blog.jp/archives/2014-01-21.html